渡名喜風南がビロディドに勝てる可能性は？身長差や過去の対決一覧まとめ！
「ビロディドを倒さなければ金メダルはない。」「どんな相手にも勝てるように準備していきたい。」
東京オリンピックの日本代表に内定してからは、金メダルを取るために常に同じ48㎏級の、ダリア・ビロディド選手(ウクライナ)を意識してきた、渡名喜風南選手。
小柄で可愛いと言われる渡名喜選手ですが、見た目の可愛さとは対照的に性格は、勝気で負けず嫌い。
子供の頃は、男の子も泣かせるくらい気が強かったそうです。
五輪では因縁の相手と言われるダリアビロディド選手との対決に注目が集まりそうですね。
同じ階級ですが、身長差がものすごい。何センチの差があるのでしょうか？
渡名喜風南がビロディドに勝てる可能性はあるのか？
ダリアビロディド選手との過身長差や過去の対決から検証してみましょう。
渡名喜風南がビロディドに勝てる可能性は？
日本人としては、日本代表の渡名喜風南選手の金メダルに期待したいところです。
とは言っても、相手はかなりの強敵。勝算はあるのでしょうか？
こたえは‟ある”だと思います。
2018年、渡名喜風南が大学4年の時に初めてビロディドと戦って以来、４連敗していましたが、
確実に強くなっていき、ビロディドから弱気な態度を引き出すなど、油断できない相手と認識されるまでになります。
そしてついに、ビロディドとの5戦目の対決。
2021年マスターズ大会において、ビロディドに初勝利！
このことから、渡名喜風南選手はかなり力をつけてきたんじゃないかと思われます。
「最後まで諦めない」「死ぬこと以外はカスリ傷」この言葉を胸に着実に腕を磨いてきた渡名喜風南選手。
もちろん、負けた悔しさをばねに更に強くなることも予想されるビロディドですが、それを上回る強さを見せてほしいですね！
渡名喜風南とダリア・ビロディドの身長差
同じ階級ですが、身長差は頭一つ分違います。
その差なんと、24cm。
柔道で身長においては、どちらが有利ということもないようですね。
どちらも有利な面、不利な面があるそうです。
長身が有利なところは
・圧をかけられる
・足技が離れてても使える
不利なところは
・足を狙われやすい
・重心が高くなり懐に入れられやすい
体重のように階級があるわけではないので、勝ち負けにはそれほど関係しないのかもしれませんね！
強ければいい！のでしょうね。
渡名喜風南vsダリア・ビロディド 過去の対決
2018年
グランドスラム・パリ：大内刈で敗れる
グランプリ・ザグレブ：技ありを取られて敗れる
世界選手権：大内刈で敗れる
グランプリ・ザグレブの試合後のインタビューでは、「私が負けた選手は、17歳で170cmと長身の可愛い顔の子で、今のところ柔道も容姿も負けているので柔道だけは負けないように頑張ります。」語った渡名喜選手。
女子代表監督の増地克之は、「ビロディドを倒さない限り、東京五輪での金メダルはない。」とも話しています。
2019年
世界選手権：払腰の技ありでビロディドに敗れる。
2021年
柔道世界ランキング上位者で争うマスターズ大会で、女子４８キロ級でダリア・ビロディド（ウクライナ）に５度目となる対戦で初勝利！
渡名喜 風南のプロフィール
渡名喜 風南（となき ふうな）
生年月日：1995年8月1日
出身地：神奈川県相模原市緑区出身（両親が沖縄県出）
出身大学：帝京大学医療技術学部卒業
階級：48kg級
身長：148,8㎝
バスト：94cm
リーチ：153cm
血液型：O型
段位：参段
得意技：足技、寝技
4人姉妹の末妹